風カルチャークラブの講師を務めていただいている、チベット医小川さん。
2018年夏に、満を辞して…
小川さん同行の【新企画】モンゴルツアー
を発表しましたー!
チベット医を意味するアムチの語源は、モンゴル語のエムチ(医者)に由来します。
元の皇帝クビライ・ハーンがチベット仏教に帰依した13世紀以降、モンゴルとチベットの伝統医療は切っても切り離せない関係にありました。
草原にはどんな薬草があるのか? 遊牧民が薬草を用いる知恵は? 小川さんとともに現代の草原に息づくチベット伝統医学の痕跡を探すモンゴルの旅。
『第118回●モンゴル ~スーホの置き薬~』
●2012年7月4日執筆
「むかし、モンゴルの草原に、スーホという、まずしいひつじかいの少年がいました。スーホは、としとったおばあさんと、ふたりっきりでくらしていました……」
1977年、富山県高岡市立戸出西部小学校2年2組、国語の授業でモンゴル民話『スーホの白い馬』に感動し、憧れをいだいたのがモンゴルとの初めての出会い。それから30年後、富山の置き薬のシステムがモンゴル草原に普及し、健康増進に成果をあげているという富山新聞の記事を読み、改めてモンゴルへの関心が湧きあがってきた(つづき…)
解説する小川さん(国内の講座風景より)
モンゴルで“草原の”くすり塾
現在も息づくモンゴルの薬草と伝統医療をテーマに、チベット医(アムチ)小川さんと大草原を巡る旅。
訪れるのは、モンゴルの人々が「最も恵み豊かで美しい自然が残る土地」として憧れる、アルハンガイ県。夏になると緑濃く広がる草原や森林、咲き誇る花々、美しい湖に舞い降りる渡り鳥たち、湧き出る温泉、良質な乳製品など、その素晴らしさを挙げればきりがありません。一方、かつて活発な火山活動が続いていたハンガイ山脈一帯では、湧き出る源泉を利用した伝統医療が現代まで受け継がれています。アルハンガイを称える民謡が数多く存在し、現在まで歌い継がれているのも、この地がモンゴルの人々にとって特別な場所であることを物語っています。
舞台はハンガイ山脈に護られた恵みの大地アルハンガイ
直営ツーリストキャンプ「そらのいえ」
「ラプラン・ゾー」チベット仏教僧がモンゴル各地から修行にやってきます
疲れたら草原にゴロ~ンとすれば思わぬ発見があるかも
風カルチャークラブが自信を持ってお勧めする、スペシャルな旅です。