ツアー名:海、森、草原へ! 馬で往く夏の与那国島 5日間
2023年9月8日(金)~2023年9月12日(火)
文・写真 ● 細谷佳子(東京本社)、一部写真提供:風(う)牧場
「日本最西端の島」与那国島は、小さな島であるにもかかわらず地形は起伏に富み、砂浜と断崖絶壁、熱帯のジャングルやモンゴルを思わせる草原など様々なロケーションが揃っています。この、あらゆるロケーションを在来馬のヨナグニウマに乗って楽しみ尽くすツアーに添乗してきました!
与那国島でなければ味わえない楽しさも、ちょっと事前にご了承いただきたいことも、併せてご紹介していきます。
与那国島の夏といえば海!ヨナグニウマと楽しめます
ヨナグニウマと海にざぶざぶ入って楽しむ「海馬」。これを目的に参加される方も多い、夏の目玉コースです。鞍を外した裸馬にまたがって海に飛び込めば、強い日差しに焼かれた体がスーッと冷やされてなんと気持ちのいいこと。馬たちもペロペロ海水を舐めつつ海の道を進みます。
「コトーの浜」「竜宮」という2つの海馬を楽しむコースがあるのですが、「竜宮」の方は海の道を通らなければ辿り着けないプライベートビーチがあなたを待っています。穏やかに広がるエメラルドグリーンの海を貸し切って、思う存分馬と戯れましょう! 砂浜を走りたいアナタもぜひどうぞ!
広々とした草原を思いっきり駈けたい…与那国島なら叶います
起伏に富んだ地形、鬱蒼と茂るジャングルが目に付くなかで、スコーンと草原が広がるエリアがあります。そこは風(う)牧場のヌシ・田中さん曰く「与那国のモンゴル」。しかし! 実際のモンゴルとは違い、地面に穴が開いていません。足元を気にすることなく、思いっきり草原を走れるという点ではモンゴル以上かもしれません。
広々とした草原を楽しんだ後は、日本最後の夕日を断崖絶壁の上から見送ります。最高に運が良ければ台湾も見えるかも?!
ジャングルで冒険心を燃やしたい? ヨナグニウマと組むしかありません
日差しや風の匂い等、本州との違いを感じる場面は多々あれど、一番目につく違いは植生でしょう。山はジャングルで覆われ、あちらこちらにアダンが生い茂っています。せっかくならジャングルの奥深くまで冒険したい! という気持ちになりますよね? お任せください。ヨナグニウマと一緒にぐんぐん進んでいきましょう。
枝をくぐり抜け、葉をかき分け、時には何か見てはいけないものも見つけてしまったりして……(その正体は実際に行った人のみぞ知る)。これは小柄なヨナグニウマでなければ通れないルートです!
最大の懸念材料は離島リスク
ヨナグニウマは小柄で穏やかな性格の子が多いうえに、今回のツアー参加は未経験~OKのコース設定なので、騎乗経験の有無による懸念材料はあまりありません。もちろん長時間の外乗でアップダウンもありますから、ある程度の体力は必要ですし、馬の性格によっては制御に注意が必要な子もいます(そういう癖の強い子は添乗員に割り振られますのでお客さまはご安心ください)。
しかしどうしても避けられないのが離島リスクです。東京・羽田から与那国島への直行便がないため乗継で向かうことになるのですが、乗継便も多くない(しかも飛行機も大きくない)ので、天候条件等々で乗継に失敗すると経由地泊になる可能性があります。今回も台風13号の影響で羽田出発が遅れ、石垣島で一泊することになりました。
ただ、こういったイレギュラーが発生したときに宿確保の心配をしなくていいのがツアー旅行のいいところ。航空券の振替手配などもお任せください。離島リスクのイレギュラーもあるかもね、という広いお心をお持ちいただければ、ヨナグニウマと一緒に様々なロケーションを楽しみ尽くすことができます。
まさに与那国島という環境だからこそ味わえる一回で何度も美味しい乗馬ツアー。皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
目指せエメラルドグリーンの竜宮城!
終了ツアー 海、森、草原へ! 馬で往く夏の与那国島 5日間
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