つむじかぜ672号



独特の建築と死生観に出会う
タナ・トラジャの旅とは!? 号



特集1「死者」にやさしい? トラジャの世界


医療や福祉が進み、「死」と接する機会が減ってきているようにも思えます。以前、「死」はもっと近くにあった。「死者」への愛情や敬意も。トラジャに行って、そんなことを思いました。

死ぬのはいやだ。でもそれは避けられない。古来より、年を重ねるごとに、その意識や恐怖は膨らんでいったことでしょう。人々は、不老不死の薬を求めることや、極楽浄土を目指す旅で、それを克服しようとしてきたのではないでしょうか?

インドネシアのスラウェシ島の山間部タナ・トラジャには、『もがり』の伝統が残っています。「死者」と死後しばらくの間、同居した後、お葬式を執り行うといいます。私たちがなくした何かが残っているのかもしれません。

(かわさき)


高床式舟形家屋(トンコナン)がある風景

終了ツアー 田舎道を歩いて訪ねるトラジャ文化とボロブドゥール8日間

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2020/07/11(土) ¥318,000 東京、名古屋 終了
2020/07/11(土) 要問合せ 大阪 終了
2020/07/26(日) ¥338,000 東京 終了
2020/07/26(日) ¥328,000 大阪 終了
2020/08/01(土) ¥378,000 東京 終了
2020/08/01(土) 要問合せ 大阪 終了
2020/08/01(土) ¥378,000 名古屋 終了
2020/08/23(日) ¥338,000 東京 終了
2020/08/23(日) ¥328,000 大阪 終了
インドネシアのスラウェシ島の山間部に暮らすトラジャ族。その印象的な家の形や独特の習慣が今も残っています。ゆっくりトラジャに滞在してその文化にふれます。

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特集2催行人員到達! イラン~アゼルバイジャン


紀元前6世紀のアケメネス朝ペルシアの都ペルセポリス、14世紀モンゴル・イルハーン国の都タブリーズ、そして16世紀後半「世界の半分」とまで言わしめたサファービー朝の都イスファハンと、イランの長い歴史の中で大国の中心地であった都市をたどり、陸路アゼルバイジャンへ向かうロマンあふれる企画です。



特選!風カルチャークラブ情報


ゴールデンウィークとその後も、まだまだ受付可能です。休みがとれる! という状況になったら、まずはお問合せください。お待ちしております。

【国内】



4/28(土)発 


5/11(金)発 


5/18(金)発 


5/19(土)発 


5/26(土)発 


【海外】



4/27(金)発 まだ受付可能!



4/28(土)発 催行確定!



4/29(日)発 



5/4(金)発 シャウエンへのオプションプランあります!



6/1(金)発 4/25(水)説明会開催します!



 風カルチャークラブ 講座・ツアー一覧


今週の更新情報 旅心くすぐる情報満載


【FOOTRAVEL】
【2018年夏】カンボジアツアー、募集開始!
ボールを蹴ればみんな友達

【なにわ日記】
夏の旅行先に迷ったら・・・キルギス良いかも!
のんびり派にも、アクティブ派にもお勧めです

【風の鳥日和】
【開講記】冬鳥をおさらい&総決算 小宮公園
なかなかの成果だったようです

【なにわ日記】
トラジャ 手作りの家トンコナン
独特の形状に心が躍ります

【ヒマラヤの宝探し】
第237回 トラ・マタン ~無駄にしない~
都会で暮らしていると忘れがちな感覚を思い出させてくれます





お待ちかね!風のイベント情報

風のイベント


草原乗馬を詳しく解説! 夏のモンゴルツアー説明会

夏のモンゴル旅行の実際と、風のモンゴルツアーならではの特徴など、皆さんの知りたい情報を写真とともにお話します。少人数ならではの質問コーナーで旅の悩みもスッキリ! お気軽にお越しください。

  • 日 時
  • 4/21(土) 11:00~12:00
  • 5/19(土) 11:00~12:00
  • 6/16(土) 11:00~12:00
  • 会 場:風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
  • 参加費:無料


海外サイクリングツアーの魅力 -ヒマラヤ越え・フランス・モンゴル-

海外サイクリングツアーの魅力を、同行ガイド・丹羽隆志さんが臨場感あふれる語りで紹介いたします。会場は交通至便なJR神田駅から徒歩3分!

  • 日 時:4/25(水) 19:00~20:30
  • 会 場:ゆたか倶楽部 B1F (東京・神田)
  • 参加費:無料


ツアー同行講師・西村幹也が語る -タイガとバヤンウルギー ツアーの準備と実際-

ゲストに、NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ理事長の西村幹也さんが20年以上に亘ってモンゴル各地を旅して歩いた経験に基づいた内容を、モンゴルの専門家としての視点、そして実際に講師としてツアー同行した過去の経験をふまえ、現地での旅の実際や注意点、必要な装備などを具体的にお話しいたします。なかなか見ることのできない、現地で撮影した珍しい写真もお楽しみいただけます。

  • 日 時
  • 【東京開催】7/6(金) 19:00~21:30
  • 【大阪開催】7/7(土) 10:30~13:00
  • 会 場
  • 【東京開催】風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
  • 【大阪開催】Gallery&Cafe Tina Lente(大阪市・中崎町)
  • 参加費:無料


外部イベント


岡林立哉氏 馬頭琴・ホーミーライブ情報
さすらいの馬頭琴&ホーミー奏者・岡林立哉氏が、4月後半に関西地方でライブを行います。詳細は岡林氏のホームページをご確認ください。

  • 日 時:2018年4月~関西各地
  • 会 場:岡林氏のHPにてご確認ください
  • 参加費:岡林氏のHPにてご確認ください







風の向くまま・気の向くまま ―第四百九十六話―

 

代表取締役 原 優二


●気になること


最近、学生が「さんふん」とか「よんふん」、さらには「じゅっふん」と発音するのをよく耳にする。「撥音」(はねる音「ん」) や 「促音」(小さい「っ」)の後は「ぷん pun」となるはずだが、何故か「ふん fun」と発音する。そもそも撥音便や促音便は、その方が言い易いから存在するのであって、自然に使っているものだと思うのだが、何故か多くの学生が「ふん fun」と発音するから驚きだ。私は、結構違和感があるので気になって仕方がない。

どうしてこうなるのだろうか。お互いにそう発音するから耳に覚えてしまったのだろうか。それとも、小学校で教科書の音読が極端に減ってしまったのが原因だろうか。しかし、テレビでもこういう発音をするタレントがときどきいるから、もはや珍しいことではなさそうだ。

学生と話をしていると驚くことがしばしばあるが、奇異な行動も多い。一番参るのは、トイレを流さないという、とても妙な現象に遭遇するということだ。大学に私が行きだしてもう5年目になるが、以前から結構頻繁に目にする。知人にそんな話をすると、「家のトイレが自動で流れるトイレだから流すことを忘れてしまう。もしかしたら自分で流すことを知らないのでは?」と指摘された。確かにそうかもしれない。私の家のトイレもそういう設定があるが、手動に切り替えてある。

先日、地下鉄に乗ろうとしたら、電車が来る前にホームドアが全て開いているのを目にした。線路への転落防止のために設置したはずだが、これでは何のためにホームドアを付けたのかわからない。どうしてこうなるのだろうか。誰がこれを判断しているのだろうか。ものごとを、どう捉えどう判断し、誰にどういう順番で話したら問題が解決するのか。そういう社会的な判断力、決断力、創造力が落ちているような気がしてならない。

今日は、日ごろ少々気になっていることを書いてみた。しかし、最近は自分自身の行動に自信がなくなってきているので、こんなことを書くとは、天に向かって唾を吐くようなものかもしれない。しかし、幸いかな、まだ、トイレを流し忘れたことはない。

気になることはまだまだある。ときどき書いてみたいと思う。


≫「風の向くまま・気の向くまま」バックナンバー


お茶の間 旅空間 〜今週の気になるTV番組〜


▼4月20日(金) 7時00分~7時10分 NHKBSプレミアム 【野鳥・宮城県】
ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅「命にぎわうセリの田んぼ 宮城県名取市」
伏流水で育てるセリの田んぼは冬でも水が温か。冬でもゲンゴロウやカエルなどが活動し、それを狙って野鳥たちも集まる。水底ではイトミミズもおいしいセリ作りを手伝う。


▼4月21日(土) 21時00分~21時54分 TBS1 【ボリビア】
世界ふしぎ発見!33年目突入記念 ウユニ塩湖で世界初の絶景プロジェクト!
舞台はボリビアのウユニ塩湖。番組放送33年目突入を記念して、見渡す限り白銀の大地が広がる絶景スポットで、一流クリエーターと共に新たな絶景を生み出すことに挑みます!


▼4月23日(月) 14時00分~14時30分 NHKBS1 【ベトナム】
Asia Insight「水上人形劇を守る村~ベトナム~」
ハノイ郊外のダオトゥック村は、かつて農閑期の楽しみとして生まれた水上人形劇を守り続けている。300年の伝統を大切にする村人たちの思いと村の劇団の活動を見つめる。


▼4月23日(月) 15時00分~16時30分 NHKBSプレミアム 【チベット】
再放送 ザ・プレミアム「星の生まれる海へ~中国・黄河源流への旅~」(前編)
中国黄河源流に、星の生まれる海があるという。それはいったいどんなところだろう。黄河をさかのぼり、無数の絶景に出会い、その地、星宿海をめざす旅の前編。


▼4月23日(月) 16時30分~16時45分 NHKBS1 【登山・高尾山】
15分でにっぽん百名山「高尾山」
東京八王子の西にそびえる高尾山(599m)、新緑の森に咲くスミレなどの花々を愛(め)でながら、日本一人気の頂をめざす。



今週の気になる映画


映画『カトマンズの約束』 伊藤敏朗監督作品
2015年4月、ネパールを襲った巨大地震により日本から派遣された国際緊急援助隊(JDR)の実話を基に製作されたヒューマンドラマです。


● ネパール大地震3周年追悼上映会

編集後記


すっかり初夏のはじまりを思わせる気候ですね。GWには早くも夏休み気分になりそうです。

さて、「子どもと一緒に海外旅行をするなら?」とよく訊ねられます。
定番のモンゴル、治安がよく料理の美味しいラオス、ハイキングが楽しめるネパールと色々頭に浮かびますが、私が実際に連れて行ったのはモンゴルです。


モンゴルの良いところは「観光」をテーマにしていないところ。そして、時間も、車も、自由奔放な子どもの動きも、どこまでも広がる草原なら何も気にせずにのびのびと滞在できるから親のストレスがないこと。(←これが一番)

夜更かししても外は満天の星空。朝から晩まで子どもの五感を刺激してくれます。お子さんとスーホの暮らした大草原を体験してみませんか?

(やまだ)





※次号673号は4月26日頃の配信予定です
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■つむじかぜ672号(風の旅行社ウェブマガジン)
発行日 :毎週1回発行
発行 :(株)風の旅行社 
送信日:2018年4月19日
送信元 :(株)風の旅行社
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