つむじかぜ620号



連休の予定が今頃決まってもなぁ…
しかし諦めるにはまだ早い! 号



特集1駆け込み歓迎! まだ予約できるGWツアー特集



GWまで一ヶ月を切り、連休中の航空券が取り辛くなってきています。お休みの予定が決まった方、どうぞお急ぎ下さい!

※掲載コース以外にも、出発日を少しずらせばOKな事が多々あります。諦めずにまずはお問い合わせ下さい。


4/28発

4/30発

「つきのいえ」&「はなのいえ」に泊まる

ヒマラヤ展望のんびり湯ったりハイキング5日間

2名催行日本語ガイド早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
要問合せ 要問合せ
ネパールらしく、風らしいおもてなしを追求した「つきのいえ」と自然の恵みを大切にした循環型エコリゾート「はなのいえ」。趣のことなる2つのヒマラヤ展望ロッジを泊まり歩きます。

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4/30発

ヘリテージ・ホテル・ニンムハウスで連泊!

杏の里カルギルと花の民を訪ねる 春のラダック8日間

4名催行日本語ガイド早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2025/04/15(火) ¥468,000 東京 募集中
「花の民」ブロクパの暮らすダー、イスラム教徒が多数暮らすカルギル、下ラダックでも比較的標高の低い農村ニンムなどラダック各地の杏の里を巡り、満開の花を楽しみます。また人々の暮らしを訪ねると共に、人々の心の支えで暮らしの基本になっている仏教寺院にも訪れます。日本語ガイド・スタンジンがご案内。

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5/2発

5/3発 ※「地球の歩き方」ウェブサイトへリンクします

5/5発



特集2GWに休めない方は…6月もお勧めです!



6月を迎えると、いよいよモンゴルやキルギスのシーズン到来! 今年はちょっと変わり種のジョージアや、三カ国周遊コースも催行間近です!


6/20発

6/23発

天山山脈の懐・イシククル湖南岸を馬で旅する

キルギス・絶景騎馬トレック&キャンプ 9日間

4名催行日本語ガイド早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2025/06/27(金) ¥628,000 東京・大阪 募集中
2025/08/22(金) ¥639,000 東京・大阪 募集中
イシククル湖南岸の高原を、天山山脈を仰ぎ見ながら、ワイルドに馬で旅する3泊4日の騎馬トレックコース。乗馬初級者から、キャンプは初心者でも参加OKです。

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6/23発

2025年夏・料金確定しました!

ほしのいえセレクト乗馬6日間

8名催行日本語ガイド添乗員早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2025/06/27(金) ¥365,000 東京 催行決定
2025/07/25(金) ¥378,000 東京 募集中
2025/08/08(金) ¥398,000 東京 募集中
2025/09/05(金) ¥365,000 東京 募集中
乗馬技術や体力に合わせて3つのグループに分かれて乗馬を楽しめるツアーです。未経験者から上級者まで無理なく乗馬を満喫できるプログラムです!

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6/29発

6/30発


 その他の4月~6月ツアー催行状況はこちら!



特選!風カルチャークラブ情報


3月もあとわずか、4月がもうすぐそこに来ています。野外活動も華やかな時期に突入。ゴールデンウィークも迫る!!

【講座/ツアー】



4/1(土)



4/8(土)



4/14(金)、15(土)



4/15(土)発



【GWの海外旅行】




出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/08/30(金) ¥1,197,000 東京 終了
アンデスの山々に囲まれた美しい渓谷を、インカの伝統を感じながら自転車で走ります。そして、アンデスを越えて、緑溢れるアマゾンへ駆け抜けます。eバイクレンタル可能になりました!

詳細を見る



 風カルチャークラブ 講座・ツアー一覧


今週の更新情報 旅心くすぐる情報満載


【東京スタッフブログ】
直営ロッジ「つきのいえ」がテレビに映った!!
放送を見逃した方は動画をチェック!

【風の鳥日和】
【開講記】まさかの2連敗! 来年に期待 冬の山中湖
当然ながら空振りの時もあります…

【ツアー関連情報 ブータン】
湯ったり♪ ブータン 石焼き風呂(ドツォ)を楽しもう
ブータンで心も体もポカポカに

【なにわ日記】
日本で一番知られているペルシア語?
次回のWBCは頼んだぞ

【ツアー関連情報 ペルー】
織物の村 ピトゥマルカ
アンデス織物の総本山って?

【ヒマラヤの宝探し】
第216回 シンメン ~農薬のはなし~
小川さん命の危機。息ができな…く…なって…。





お待ちかね!風のイベント情報

風のイベント


草原乗馬を詳しく解説! 夏のモンゴルツアー説明会
思い描く青い大草原のシーズンは? どんな服装がいいの? 乗馬なんてしたことがないけど出来るの? などなど、皆さんの知りたい情報を写真とともにお話します。少人数の説明会ならではの質問コーナーで旅の悩みもスッキリ!


  • 日 時:4/22(土)、5/13(土)、6/17(土)  11:00~12:00
  • 会 場:風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
  • 内 容:夏のモンゴル旅行の実際と弊社ツアーの特徴をご案内します。


モンゴル親子旅 説明会
3歳以上の未成年のお子さま参加を対象とした子連れ限定企画「モンゴル親子旅」のツアー説明会。モンゴルでの体験の紹介から、注意点、楽しめるポイントまで、モンゴル長期滞在経験のあるスタッフがご説明します。


  • 日 時:5/6(土) 10:30~11:30
  • 会 場:ハービスプラザ3階 旅のセミナールーム(大阪・北区)
  • 内 容:子連れ限定企画、モンゴル親子旅の説明会。


モンゴル料理とお話と馬頭琴鑑賞の会
4月上旬にオープン予定のモンゴル・ゲル・レストランを貸しきって、ランチと、馬頭琴演奏も交えてモンゴルツアー紹介を行います。モンゴルを旅すると必ずと言っていいほど出てくる代表的な3つのモンゴル料理をお楽しみ下さい。


  • 日 時:5/13(土) 12:30~14:00
  • 会 場:モンゴル・ゲル・レストラン ZAM(大阪・中央区)
  • 内 容:ランチや馬頭琴を楽しみながら、モンゴルツアーをご紹介します。


木元康晴(登山ガイド) × 小林千穂(山岳ライター) 対談イベント
―実体験から遭難防止を考える―

登山ガイドや山岳ライターとして活躍するお二人をお招きし、豊富な実体験に基づいた事例から、登山の安全管理や遭難防止のテクニック、危機的状況とそれを避ける方法論、イザという時の心構えなどを考察します。


  • 日 時:5/18(木) 19:00~20:30
  • 会 場:モンベル渋谷店サロン(東京・渋谷)
  • 内 容:木元康晴さんと小林千穂さんが、山岳遭難事故の防止方法について対談します。
  • 参加費:一般:1,200円 / モンベルクラブ会員:1,000円


ツアー同行講師・西村幹也が語る
-タイガとバヤンウルギー ツアーの準備と実際-

20年以上に亘ってモンゴル各地を旅した西村氏が、現地での旅の実際や注意点、必要な装備などを具体的にお話しいたします。現地で撮影した珍しい写真もお楽しみいただけます。


  • 日 時:7/8(土) 10:00~12:30
  • 会 場:風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
  • 内 容:西村氏が同行する、2017年9月のツアー2本をご紹介する説明会。


外部イベント


フォトジャーナリスト長倉洋海の眼 地を這い、未来へ駆ける
世界各地で写真を取り続けてきたフォトジャーナリストによる写真展。代表作から近作まで“激動の世界”の現場で取材した作品約170点を展示する。

  • 日 時:開催中~5/14(日)
  • 会 場:東京都写真美術館 地下1階展示室(東京・恵比寿)
  • 入場料:一般800円、学生700円、65歳以上600円







風の向くまま・気の向くまま ―第四百四十四話―

 

代表取締役 原 優二


●倒産と弁済業務保証金制度


モロッコのツアーで添乗する弊社のスタッフは、ドバイの空港で「てるみくらぶ」の団体によく遭遇していた。旅行代金は1人10万円。しかも新聞広告を頻繁に打ってこの値段である。弊社の原価よりもはるかに安い。どうやったらあんな値段になるんだ、と首を傾げることしきりだった。

財務内容が悪化した原因を、「昨年春から新聞広告を始めたが媒体コスト、経費がかさんだから。」と同社の山田千賀子社長は説明している。しかし、あの激安ツアーで新聞広告費用がペイされるはずがない。誰が考えても判る。

同社の新聞広告を見て「何故、そこまで安くする?」そんな疑問が業界内では投げかけられ、「経営は大丈夫か?」そんな言葉も囁かれていた。「何かカラクリがあるに違いない。ランドオペレーター(現地手配先旅行会社)に広告料を出させているのでは?」などという噂も飛んでいた。

結局、そんなカラクリもなく、ただただ博打を打ち続けていたということなのか。新聞広告は前受金を増やすための手段であり、足りない分は借入金でカバーするかランドオペレーターへの未払金を増やすかという構造だったように思う。恐るべき自転車操業だ。

山田千賀子社長は「こんなことになるとは全く思わなかった。資金調達を最後まで銀行等と交渉したが折り合わなかった。」とも語った。まるで突然倒産してしまったような語り振りだが、絶対にありえない。自分の会社がどんな状態かわからない経営者はいないし、倒産は決して突然やってくるものではない。

会社が債務超過に陥り立て直さなくてはならないときに、この社長は、採算を無視した激安ツアーを、新聞広告を増やして売りまくった。お客様には、申し込んだら3日以内に全額振込を要求し、カード決済は落ちないから現金で支払えと連絡した。最近は「現金一括払いキャンペーン」などと広告していたという。どう考えても金集めをしていたとしか思えない。

通常、経営者は、業績悪化に伴い経費を減らして不採算事業を縮小し、収支のバランスを取ろうと努力する。この人は、全く逆のことをした。その結果被害を大幅に拡大させてしまったが、そのことに対する反省の弁はなかった。憶測でものを言ってはいけないが、もし、単なる経営の失敗ではなく、詐欺的行為を意図して行い、個人的な蓄財等を行っていたとしたら絶対に許されない。

もう20年近く前になるが、1998年2月3日に「ジェットツアー」が倒産した時のことを思い出す。この年は、他に「四季の旅社」など次々と旅行会社の倒産が相次ぎ、成田空港で出発できないお客様が多数出て社会問題となった。旅行会社への不信感が募り、それの対応として「ボンド保証制度」が導入された。当然かもしれないが「てるみくらぶ」はボンド制度に加入していなかった。「何のための制度だ?」という議論も出てくるだろう。

「てるみくらぶ」の弁済限度額は1億2000万円で、旅行代金の1%程度しか戻らないとテレビで報じられ、制度そのものの不備も取りざたされている。しかし、この10年間、ほとんどの旅行会社の倒産は「弁済業務保証金制度」で100%弁済されている。悪いのは制度ではない。この山田千賀子という経営者である。どんな制度も犯罪まがいの行為を想定して設計すれば、誠実に事業に取り組んでいる99,9%の人々に大きな負担を強いることになる。絶対にそうなってはならない。

但し、登録制度にも財務要件があるのに、このような経営状態の会社を放置して被害を大きくしてしまったという管理上の不備はあるように思う。随時立ち入り検査行い財務状況の把握・対応を適宜行うことこそが必要だろう。中小の経営者からは、それはそれで大変だという声も聞こえてきそうだが、消費者の信用を回復させるためには何らかの手を打たねばならない。

経営者の一番やってはならないことは、会社を倒産させることだ。取引先にもお客様にもご迷惑をかけ従業員の生活をも奪うことになる。そうならないために必死に努力する。それが経営者である。それでも、倒産してしまうことだってある。しかし、そこに至るまでには経営者は多くの眠れぬ夜を過ごすはずだ。

私は、経営がどんなに大変か身に染みて感じている。だから同じ立場にある経営者を責めたくはない。しかし、どうにも今回は腹が立つ。まじめに苦しんで日々格闘している経営者が大勢いる。そのことをどうかお分かりいただきたい。

果たして、この山田千賀子社長は何のために旅行会社を経営していたのだろうか。疑問だらけである。


≫「風の向くまま・気の向くまま」バックナンバー


お茶の間 旅空間 〜今週の気になるTV番組〜


▼3月31日(金) 12時30分~13時00分 NHKBSプレミアム
鈴木亮平“世界ミステリー遺産”に挑む!~カリブ海縦断・7日間の大冒険~(3)
「世界遺産検定1級」を持つ鈴木亮平がメキシコに向かい、水上に突如現れる謎の都市・メスカルティタンの秘密に迫る。


▼3月31日(金) 15時30分~16時00分 NHKBSプレミアム
驚き!地球!グレートネイチャー「天空に現れた謎の湖~南米アルティプラーノ~」
南米ボリビアとチリにまたがる高原地帯アルティプラーノ。絶景の誕生には、大地殻変動と壮大な地球のドラマが秘められていた。


▼4月1日(土) 10時30分~10時45分 NHKBS1
コウケンテツが行くタイ「国境の町の郷土料理」
料理研究家のコウケンテツが、タイ最北端のミャンマーとの国境の町・メーサイを訪れ、豚の血を使った料理2品を紹介する。


▼4月2日(日) 18時00分~19時00分 ナショジオ
徹底スキャン:世界の歴史建造物「天空都市マチュ・ピチュ」
“空中都市”マチュ・ピチュが急峻な峰に都市を築いた方法、段丘の建造方法、標高2400mの地に水を供給した方法を明らかにする。


▼4月3日(月) 21時48分~21時54分 テレビ朝日
世界の街道をゆく
南米大陸の南緯40度以南、アルゼンチン、チリに広がる「パタゴニア」の街道をゆく。シリーズ第1回はアルゼンチンからスタート。


▼4月5日(水) 22時00分~23時00分 NHKBSプレミアム
ミャンマー なつかしの鉄道旅~発見!大活躍の日本車両~
引退した日本車両を導入しているミャンマー国鉄。「北斗星」など、JRや私鉄で活躍した懐かしい車両も登場する。




編集後記


大好評シリーズ 【帰ってきた】動物ふれあいウォッチング


昨年9月に配信した594号を最後に、なぜかフェードアウトしていた「動物ふれあいウォッチング」。編集後記のネタがないときに便利なんだよな…という裏事情は内緒ですが、今回は面白い情報を仕入れてきましたよ。

まずは「風の鳥日和」の講座中に、ガイドの峯尾さんが撮影した動画をご覧ください。



♂と♀のハシビロガモが、水面をぐるぐる回っています。「なにカップルでイチャついてんだよー!」なんて怒らないで下さいね。実はなんとこれ、竜巻のような水流を起こして水中の動物プランクトンなどを集めている様子なんです。



クチバシはこんな感じ(これはクロツラヘラサギという別種ですが)

水ごと吸い込んだ食物をうまく濾し取れるように、ハシビロガモのクチバシはその名の通り平べったくなっていますが、実は北半球のカモの中でこんなクチバシを持っているのは彼らだけなんだそう。

多くのカモ類は水草などを主食(?)にしている中、ハシビロガモは動物性プランクトンを多く食べ、さらにそれを効率よく採餌する独特の技術を会得することによって、過酷な生存競争を勝ち残ってきたんでしょうね。いやはや、進化って面白い。

(かわかみ)




※次号621号は4月6日頃の配信予定です
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■つむじかぜ620号(風の旅行社ウェブマガジン)
発行日 :毎週1回発行
発行 :(株)風の旅行社 
送信日:2017年3月30日
送信元 :(株)風の旅行社
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